Loopcloud検索タグ完全ガイド|kawaii・lofi・future bass向けおすすめキーワード
こんにちは、kawaharaです。
この記事では、Loopcloudでkawaii・lofi・future bass向けの検索タグをどう選べばよいか、初心者さん向けに丁寧にまとめていきます。
「どのタグを入れたら理想のループが出てくるの?」「毎回検索に時間がかかる…」と感じている方は、タグ選びをテンプレ化してあげるだけで制作スピードとクオリティがかなり安定します。
先に結論をお伝えすると、
①ジャンルタグ+②ムードタグ+③楽器タグをセットで使うと、欲しい音にとても近づきやすくなります。
この記事では、結論 → 理由 → 実際の操作手順 → まとめの流れで、具体的なタグ例と検索手順を解説していきます。
Loopcloudのタグ検索を制すと音探しが一気に楽になる
まずは「そもそもタグ検索をちゃんと使うと何がうれしいのか?」という部分から整理しておきます。
タグ検索を使うメリット
Loopcloudのタグ検索を使いこなせると、ざっくり言うと次のようなメリットがあります。
- 欲しいジャンルのループだけを絞り込める(kawaii・lofi・future bassなど)
- 「かわいい・ゆるい・しっとり」など曲の雰囲気ごと検索できる
- ドラムだけ・シンセだけ・ボーカル素材だけ、というパーツ別の検索が簡単になる
イメージとしては「音の通販サイトで、カテゴリ・色・サイズを一気に絞っていく」感じです。タグがうまくハマると、毎回の制作で「このキーワードセットを入れればOK」という自分専用プリセット検索が作れます。
ジャンル・ムード・楽器タグの役割
Loopcloudの検索では、ざっくり次の3つの視点でタグを組み合わせていきます。
- ジャンルタグ:kawaii、lofi、future bass、hip hopなど
- ムードタグ:happy、cute、chill、sad、dreamyなど
- 楽器・音色タグ:drums、bass、pad、pluck、vocal、fxなど
この3つの軸を意識しておくと、この記事の後半で紹介する「ジャンル別おすすめタグ」も、よりイメージしやすくなると思います。
Loopcloudでタグ検索する基本手順
ここからは、実際にLoopcloud上でタグ検索を行うときの具体的な手順を確認しておきます。画面のどこを触ればいいか、位置やボタン名まで書いておきますね。
タグ検索の基本操作手順(PC版)
以下は、Loopcloudのデスクトップアプリを使ったときの基本操作です。
- ① Loopcloudを起動し、画面左上のライブラリタブ(Samplesなど)を開く
- ② 上部にある検索ボックスに、まずは大まかなキーワード(例:kawaii、lofiなど)を入力
- ③ 画面左側にあるFilter(フィルター)パネルで「Genre」「Mood」「Instrument」などの項目を確認
- ④ 「Genre」をクリックし、future bass / lo-fi / trap などのジャンルを選択
- ⑤ 「Mood」をクリックし、cute / chill / dreamy など曲の雰囲気タグを選択
- ⑥ 「Instrument」から drums / bass / synth / keys など欲しいパートの楽器タグをONにする
- ⑦ 検索結果から試聴し、良さそうなループは右上のスターアイコンやコレクション機能で保存しておく
最初は「ジャンルだけ」「ムードだけ」で絞ってもOKですが、慣れてきたらジャンル+ムード+楽器を組み合わせていくと、かなり使いやすくなります。
BPM・キーも一緒に絞り込むとさらにラク
タグに加えて、同じ左側のフィルターからBPM(テンポ)やKey(キー)も指定できます。
- kawaii:だいたい 140〜170 BPM あたり
- lofi:70〜90 BPM 前後(倍テンポで140〜180もアリ)
- future bass:140〜160 BPM あたり
自分のプロジェクトのBPMに近い数字を指定しておくと、後からオーディオを伸ばしたり縮めたりする手間が減って、ミスも少なくなります。
kawaii系トラックにおすすめのLoopcloud検索タグ
ここからは、ジャンル別に具体的なタグ例を紹介していきます。まずは、明るくてポップなkawaii系から見ていきましょう。
kawaii系でまず試したい基本タグ
検索ボックスやフィルターで、次のようなタグを組み合わせてみてください。
- ジャンル例:kawaii、future bass、j-pop、game、anime
- ムード例:cute、happy、bright、fun、playful、sweet
- 楽器・音色例:pluck、lead、synth、keys、bell、chime
例えば、「kawaii」+「cute」+「pluck」で検索すると、いかにもなキラキラしたシンセフレーズが見つかりやすくなります。
kawaii系ドラム向けのタグ例
kawaii系では、ドラムも「重すぎない・硬すぎない」ものを選ぶと世界観に合いやすいです。
- ドラム用タグ例:cute drums、pop drums、kawaii drums、snare、clap、fill、build
- ムード+ドラム:happy + drums、upbeat + drums
「fill」や「build」といったタグを足してあげると、ドロップ前のつなぎ用素材も一緒に見つけやすくなります。
lofi・chill系トラックにおすすめの検索タグ
次は、落ち着いた雰囲気のlofi / chill向けタグです。夜や作業用BGMをイメージしながら選んでいきます。
lofiの基本タグセット
まずは、ジャンルとムードを次のように組み合わせてみましょう。
- ジャンル例:lofi、lo-fi hip hop、chillhop、boom bap
- ムード例:chill、relaxed、warm、sad、melancholic、dreamy
- 楽器・音色例:piano、rhodes、guitar、vinyl、noise、pad
「lofi」+「chill」+「piano」のような組み合わせで検索すると、すぐにBGMに使えそうなループが見つかりやすいです。
lofiドラム・質感向けタグ
lofiならではの「ザラッとした質感」を探したいときは、次のようなタグが役立ちます。
- ドラム用タグ例:lofi drums、dusty、tape、old school、swing、lazy
- 質感タグ例:vinyl、tape hiss、noise、crackle
「drums」タグに加えて「swing」や「lazy」というムード系のタグを足すと、ちょっとヨレた気持ちいいビートが見つかることが多いです。
future bass向けのおすすめ検索タグ
最後に、音の起伏が大きくて派手になりがちなfuture bass向けタグをまとめます。kawaii系と相性がいいので、一緒に覚えておくと便利です。
future bassらしいシンセを探すタグ
future bassといえば、太いコードとうねるようなシンセが特徴です。次のようなタグから探してみましょう。
- ジャンル例:future bass、trap、EDM、melodic
- シンセ系タグ例:chord、chords、supersaw、detuned、wobble、sidechain
- ムード例:emotional、uplifting、powerful、epic
「future bass」+「chords」+「supersaw」で検索すると、定番のコードループがかなりの確率でヒットします。
ドロップ用ドラム・FX向けタグ
ドロップ部分のインパクトを出すには、ドラムとFXもセットで探しておくのがコツです。
- ドラム用タグ例:future bass drums、trap drums、snare build、clap、fill、impacts
- FX用タグ例:riser、sweep up、impact、downlifter、transition
「riser」や「downlifter」などのFXタグを合わせて検索しておくと、Aメロ〜Bメロ〜ドロップのつなぎ素材も一気に揃えられます。
ジャンル別タグを使って1曲を組み立てる手順
ここまで紹介したタグを、実際に1曲分の素材集めにどう使うかを、ステップ形式でまとめてみます。
手順①:BPMとざっくりジャンルを決める
- ① Logic ProなどDAW側で、まず曲のBPMを決める(例:kawaiiなら 150 BPM)
- ② Loopcloudのフィルターから、同じくらいのBPMレンジを設定する
- ③ 「Genre」で kawaii / lo-fi / future bass など、作りたい方向性を選ぶ
手順②:ドラム → コード → メロディの順で探す
- ① 「Instrument」で drums を選択し、ジャンル+ムードタグを組み合わせてメインのビートを決める
- ② 次に、piano / keys / chords / pad などでコードループを検索する
- ③ 最後に lead / pluck などでメインメロディ用のループを探す
この順番でループを集めると、「ビートに乗ったコードとメロディ」が早い段階で見えてくるので、曲の方向性を迷いにくくなります。
手順③:FX・ボイスを足して世界観を固める
- ① kawaiiなら vox / vocal chop / kawaii voice などで、ボイス素材を追加
- ② lo-fiなら vinyl、noise、rain、ambience などで、環境音を足す
- ③ future bassなら riser、impact、downlifter で、展開を強調するFXを探す
この段階では、細かいミックスよりも「雰囲気がちゃんと伝わるか」を重視してOKです。
タグ検索でよくある失敗と回避するコツ
最後に、Loopcloudのタグ検索でありがちなつまずきポイントと、その対策をまとめておきます。
タグを盛りすぎてヒット数が極端に減る
タグをたくさん入れすぎると、そもそもヒットするサンプル数が少なくなってしまうことがあります。
- 最初はジャンル+ムード+楽器くらいまでに絞る
- ヒット数が少なすぎるときは、タグを1つずつ外してみる
「全然出てこない…」というときは、一度タグを減らす方向で調整してみてください。
毎回タグを打ち直してしまう
毎回ゼロからタグを入力していると、どうしても時間がかかってしまいます。
- 気に入ったタグの組み合わせは、メモアプリやNotionに「kawaii用プリセット」「lofi用プリセット」として保存しておく
- Loopcloud内でも、お気に入りのループをコレクション機能でジャンルごとに分けておく
記事内で紹介したタグ例をベースに、自分なりの定番セットを少しずつ増やしていくイメージです。
まとめ|自分だけの「タグレシピ」を作っておこう
今回は、Loopcloudでのkawaii・lofi・future bass向けおすすめ検索タグをまとめて紹介しました。
ポイントを振り返ると、
- タグは ジャンル+ムード+楽器 の3つを意識して組み合わせる
- kawaii:cute、happy、pluck、bell など明るくポップなタグが中心
- lofi:lofi、chill、piano、vinyl、noise など落ち着いた雰囲気を意識
- future bass:future bass、supersaw、chords、riser など派手めなタグ
- 一度決めたタグの組み合わせは「タグレシピ」としてメモしておく
最初から完璧なタグを選ぼうとしなくて大丈夫です。少しずつ試しながら、「この組み合わせにすると自分好みの音が出やすい」というパターンを育てていきましょう。
Loopcloudのタグ検索に慣れてくると、サンプル探しの時間が短くなって、曲づくりそのものを楽しむ時間が増えていきます。ぜひ、この記事をきっかけに、自分だけのタグレシピを作ってみてください。

コメント
コメントを投稿