Kawaii・lofiサウンドを作るための音色選び完全ガイド|初心者でも迷わない実践ステップ
こんにちは、kawaharaです。
Kawaii系やlofiの楽曲を作るとき、 「どの音色を選べば雰囲気が出るの?」と悩む方はとても多いです。 この記事では、そんな初心者さんに向けて 今日からすぐ使える“音色選びの正解ルール” をやさしくまとめました。
この記事はカテゴリの基礎記事として、ジャンルの世界観づくりをゆっくり丁寧に解説します。
音色選びの結論:柔らかさ・丸さ・レトロ感 を意識しよう
初めにお伝えしたいのは、 Kawaii・lofiの大切なポイントは 「やさしい質感」 をそろえることです。
これらのジャンルは、耳に寄り添うような温かさが魅力です。 そのため、鋭く目立つ音よりも、 “やわらかい・丸い・少しノスタルジック” な音を中心に選ぶと、一瞬で世界観が決まります。
ここからは、メイン → コード → ベース → ドラム の順番で、迷わず選べるステップを紹介します。
1. メインメロディの音色選び
メインメロディは、曲の「主人公」のような存在です。 ここがやさしい雰囲気だと、全体が一気にKawaii寄りになります。
おすすめのメイン音色
- Pluck(柔らかめ)
- Bells(可愛い雰囲気)
- Chill Keys(落ち着いた質感)
- Analog Lead(温かみのあるリード)
例えるなら、絵本の主人公が優しい性格だと世界観がふんわり決まるように、 メイン音色も“柔らかい子”を選ぶと曲全体が優しくまとまります。
Logic Proでの実践設定
- Attack:10〜20ms(柔らかく)
- Filter:50〜70%(丸さを追加)
- Reverb:15〜25%(空気感を少し)
この3つを整えるだけで、 Kawaii感が一気にアップします。
2. コードやパッドの音色選び
コードは「風景」のようなもの。 主張しすぎず、メロディをそっと支える音が理想です。
おすすめ音色
- Pads(ふわっと広がる)
- Chill Keys
- Lofi Piano
背景の色が柔らかいと主人公が引き立つように、 コードは“ふわっと優しい音色”がぴったりです。
Logic Proでの設定ポイント
- Attack:80〜150ms(ゆっくり立ち上げる)
- Low-pass Filter:40〜60%(柔らかく)
- Chorus:5〜10%(温かさ)
3. ベースの音色選び
Kawaii・lofiでは、強すぎるベースは世界観を壊してしまいます。 ふんわり支える「影」のような音が合います。
おすすめベース
- Warm Bass(あたたかい)
- Sub Bass(控えめ)
- Pluck Bass(丸いアタック)
設定ポイント
- Filter:30〜50%(深く)
- Attack:0〜10ms
- Drive:3〜6%
“支えるけれど目立たない” このバランスがとても大切です。
4. ドラム・リズムの音色選び
ドラムは曲の雰囲気を決める重要なパートです。 ここも「柔らかさ」がキーワードになります。
Kawaii系に合うドラム
- 軽いキック
- かわいいクラップ
- チリンとしたハイハット
lofiに合うドラム
- レトロなキック
- タイトなスネア
- ノイズ系の味付け
強すぎるドラムは雰囲気を壊してしまうので、 “優しくトントン” くらいの強さがちょうど良いです。
まとめ:丸さ・柔らかさ・温かさ をそろえると世界観が完成する
Kawaii系・lofiは、派手さよりも 耳に寄り添う優しさ が魅力です。
音色を全体的に「ふんわり」揃えるだけで、自然と雰囲気が整います。 難しいことは不要なので、まずは今日紹介した設定をゆっくり試してみてくださいね。
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