Logic Pro初心者ガイド|基本操作と使い方をやさしく解説【2025】
こんにちは、kawaharaです。
この記事では、Macで音楽制作を始めたい方向けに、 Logic Proで最初に覚えておきたい基本操作 を、できるだけやさしく・わかりやすくまとめました。
Logic Proカテゴリの 基礎記事(親記事) として、これから学ぶ専門記事へも迷わず進めるよう構成しています。
Logic Proとは?
Logic Proは、Appleが開発しているMac専用の音楽制作ソフト(DAW)です。 ピアノやシンセ、ドラムといった音源から、録音、編集、ミックスまで すべてこの1本で完結 できます。
特徴として、初心者でも理解しやすい画面構成でありながら、 プロの現場でも使用される高品質なツールが最初から揃っている点が大きな魅力です。
最初にやるべき初期設定
Logic Proを快適に使うためには、最初に少しだけ設定を整えておくと安心です。 例えるなら、料理を始める前に「コンロの火力」や「調理器具」を準備するようなイメージです。
① オーディオインターフェイスの設定
「Logic Pro」→「設定」→「オーディオ」から、使用する オーディオインターフェイス(Apolloなど)を選びます。
- 出力デバイス:使用中のオーディオインターフェイス
- 入力デバイス:マイクやギターを接続しているデバイス
- I/Oバッファ:128 または 256(安定しやすい設定)
② MIDIキーボードの設定
MIDIキーボードはUSBでつなぐだけで、基本的には自動で認識されます。 認識されない場合は「ウィンドウ → MIDI環境」から確認できます。
プロジェクトを作ってみよう
Logic Proを開いたら、「新規プロジェクト」→「空のプロジェクト」を選びます。
トラックを追加する
- ソフト音源:シンセ・ピアノ・ドラムなどの音源を鳴らす
- オーディオ:歌やギターなど、生の録音に使う
- ドラマー:Logicが自動で演奏してくれるドラム機能
まずは扱いやすいソフト音源トラックを追加するのがおすすめです。
音を鳴らす基本操作
Logic Proを触り始めたとき、まず「音が出る」体験ができると安心します。 ここでは、その最初のステップを紹介します。
① ソフト音源を選ぶ
左側の「ライブラリ」から、ピアノ・シンセ・ドラムなどの音色を選びます。 Logic Proには最初から高品質な音源が多く入っています。
② ループ素材を使う
右上の「ループブラウザ」から Apple Loops を使えば、音を並べるだけで曲の雰囲気が作れます。 初心者でも扱いやすく、構成の勉強にも役立ちます。
録音してみる(ボーカル・ギター)
① トラックの「R」をオン
録音したいトラックの“R”を点灯させると、録音準備が整います。
② メトロノームをON
画面上部のメトロノームをONにすると、テンポに合わせて録音できます。
③ 録音ボタンでスタート
赤い録音ボタンを押すと録音が開始されます。
編集の基本(ミックス入門)
① イコライザー(EQ)
声の聞こえ方を調整したり、不要な低音をカットするために使います。 Logic標準の「Channel EQ」はとても扱いやすいので、初心者にもおすすめです。
② コンプレッサー(Comp)
音量を整えるエフェクトです。特にボーカルやベースの音量を安定させたいときに効果的です。
③ リバーブ(空間系)
演奏に広がりや空気感を与えるエフェクトです。 軽くかけるだけでも自然にまとまりやすくなります。
書き出し(完成した曲を保存する)
① バウンス(書き出し方法)
「ファイル → バウンス → プロジェクトまたは選択範囲」から、完成した曲を書き出せます。
② おすすめ設定
- WAV(44.1kHz / 24bit)…より高音質
- MP3(320kbps)…共有に向いている
Logic Proが上達するおすすめ勉強法
Logic Proは触れば触るほど慣れていくソフトです。 最初は簡単な方法で「慣れる時間」を作ることが大切です。
- 好きな曲をLogic Pro上で再現してみる
- Apple Loops を並べて構成を学ぶ
- プロのプロジェクトファイルを参考にする
- 短い1コーラスの曲を量産して感覚を掴む
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