【DTM初心者向け】無料サンプルだけでBGMを作る方法|Loopcloudで曲作りを始める手順
こんにちは、kawaharaです。
DTMを始めたばかりのころは、「自分でメロディを作れないと曲にならないのでは?」「有料音源を買わないとBGMは作れないのでは?」と感じやすいと思います。
ですが、最初の1曲を作る段階では、必ずしも高価な音源や難しい音楽理論が必要なわけではありません。Loopcloudなどで手に入るサンプル素材を活用すれば、 無料サンプルだけでもBGM制作の流れをしっかり体験できます。
この記事では、DTM初心者の方に向けて、無料サンプルを使ってBGMを作る考え方と、Logic Proで実際に曲としてまとめる手順をやさしく解説します。
この記事でわかること
- 無料サンプルだけでBGMを作れる理由
- Loopcloudを使うときの基本的な考え方
- ドラム・コード・ベース・効果音を重ねる順番
- 初心者がつまずきやすいポイントと対策
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Loopcloudは、サンプルを探しながらDAWに取り込める音楽制作向けサービスです。まずは無料素材や試聴機能を使い、自分の制作スタイルに合うか確認してみるのがおすすめです。
結論:無料サンプルは、DTM初心者の「最初の1曲」にかなり向いている
最初に結論から言うと、 無料サンプルだけでもBGM制作の練習は十分できます。
特にDTM初心者の場合、いきなり作曲・編曲・音作り・ミックスを全部ゼロからやろうとすると、作業量が一気に増えてしまいます。これは、料理初心者がいきなり出汁・麺・具材・盛り付けをすべて自作しようとするようなものです。
まずは、すでに良い音で用意されているサンプルを使い、曲の形にする練習から始めると、完成までたどり着きやすくなります。
- ドラムループでリズムの土台を作る
- ピアノやパッドで雰囲気を作る
- ベースで低音を支える
- 効果音で展開を作る
- 最後に音量バランスを整える
この流れを一度体験しておくと、自分でメロディやコードを作るときにも「曲全体の組み立て方」が見えやすくなります。
無料サンプルだけでBGMが作れる理由
無料サンプルと聞くと、「品質が低いのでは?」と感じるかもしれません。ですが、配布元によっては、プロが録音・加工したドラム、ベース、シンセ、効果音などが無料で使えることがあります。
DTM初心者にとって大事なのは、最初から完璧なオリジナル曲を作ることではなく、 曲が完成するまでの道筋を知ること です。
サンプルは「完成済みの音のパーツ」
サンプルは、音楽制作で使える短い音素材のことです。ドラムのリズム、ピアノのフレーズ、シンセのコード、環境音、効果音など、いろいろな種類があります。
イメージとしては、曲作り用のブロックです。自分で木を切って材料を作るのではなく、すでに形になっているパーツを選び、並べ方を工夫して作品にしていく感覚に近いです。
もちろん、最終的には自分で演奏した音や打ち込んだフレーズを混ぜる方が個性は出しやすくなります。ただ、最初の練習段階では、 サンプルを使って曲の構成を学ぶことにも十分価値があります。
BPMとキーを合わせると自然になじみやすい
サンプルを組み合わせるときに特に大事なのが、BPMとキーです。
- BPM:曲の速さ
- キー:曲の調、音のまとまり
たとえば、100BPMのドラムに140BPMのピアノループをそのまま重ねると、リズムが合わず不自然に聞こえやすくなります。また、キーが大きく違うサンプルを重ねると、音がぶつかって濁って聞こえることがあります。
そのため、最初は 同じBPM・同じキー、または近い条件のサンプルを選ぶ のがおすすめです。
無料サンプルを使う前にライセンスは確認する
無料サンプルを使うときは、必ず配布元の利用規約を確認しましょう。特に、YouTube、ゲーム、配信、販売用BGMなどで使う場合は、商用利用の可否が重要です。
- 商用利用が可能か
- クレジット表記が必要か
- 素材そのものの再配布が禁止されていないか
- サンプルパックとして再販売してはいけないか
多くの場合、楽曲の一部として使うことは許可されていても、素材をそのまま配布する行為は禁止されています。ここは小さな文字の沼ですが、後で困らないためにも一度確認しておくと安心です。
準備するもの
無料サンプルでBGMを作るために、最低限必要なものを整理します。
1. DAWソフト
DAWとは、パソコンで音楽を作るためのソフトです。この記事ではLogic Proを例にしますが、Cubase、Studio One、FL Studio、Ableton Liveなどでも考え方は同じです。
Logic Proを使う場合は、サンプルをトラックにドラッグ&ドロップして並べるだけでも、かなり直感的に作業できます。
2. サンプルを探せるサービス
無料サンプルを探す方法はいくつかありますが、DTM初心者にはLoopcloudのように、検索・試聴・取り込みがしやすいサービスが便利です。
Loopcloudは、ドラム、ベース、シンセ、ボーカル素材、効果音などを検索しながら試聴できるため、「この音を入れたら曲がどう変わるか」を確認しやすいのが特徴です。
3. 曲の方向性
サンプル探しを始める前に、曲の方向性をざっくり決めておくと迷いにくくなります。
- カフェで流れるようなlofi BGM
- かわいいゲーム風BGM
- YouTubeの背景に使いやすい落ち着いたBGM
- 作業用・配信用のループBGM
方向性が決まらないままサンプルを探すと、音の宝石箱に顔を突っ込んだまま迷子になります。最初は「lofi」「chill」「cute」「piano」など、2〜3個のキーワードに絞るのがおすすめです。
実践:無料サンプルだけでBGMを作る手順
ここからは、実際に1曲分のBGMを作る流れを紹介します。今回は、初心者でも作りやすい「ゆったりしたlofi風BGM」を想定します。
ステップ1:BPMを決める
まず、Logic Proで新規プロジェクトを作成し、曲のテンポを決めます。lofiや落ち着いたBGMなら、80〜100BPMあたりが扱いやすいです。
- Logic Proを開く
- 新規プロジェクトを作成する
- 画面上部のテンポ表示をクリックする
- 80〜100BPMあたりに設定する
テンポはあとから変更できますが、最初に決めておくとサンプル選びがスムーズになります。
ステップ2:ドラムループを置く
最初に置くのはドラムがおすすめです。ドラムは曲の床になる部分なので、ここが決まると全体の雰囲気が見えやすくなります。
- Loopcloudで「Drums」や「Drum Loop」を選ぶ
- 検索欄に「lofi」「chill」「soft」などを入力する
- 気に入ったループを試聴する
- Logic Proのトラック領域へドラッグ&ドロップする
最初は、派手すぎないドラムを選ぶと他の音を重ねやすくなります。キックとスネアが強すぎる素材より、少し柔らかい質感のものを選ぶとBGM向きです。
ステップ3:コード感のある素材を重ねる
次に、ピアノ、エレピ、パッド、シンセコードなど、曲の雰囲気を作る素材を重ねます。
- Loopcloudで「Keys」「Piano」「Pad」「Chords」などを探す
- ドラムと近いBPMの素材を選ぶ
- 可能であれば同じキー、または相性のよいキーの素材を選ぶ
- Logic Proに読み込み、ドラムと一緒に再生して確認する
この段階で「曲っぽさ」が一気に出てきます。逆に、ここで音が濁って聞こえる場合は、キーが合っていない可能性があります。別の素材を試すか、Logic Pro側でピッチを調整してみましょう。
ステップ4:ベースを足して低音を支える
ドラムとコードだけでも雰囲気は出ますが、低音がないと少し軽く聞こえることがあります。そこで、ベース素材を追加します。
- Loopcloudで「Bass」を選ぶ
- 曲のキーに合いそうな素材を探す
- 音量を少し控えめにして重ねる
ベースは主張が強すぎると、曲全体が重たくなります。BGM用途なら、少し控えめに置くくらいがちょうどよいです。
ステップ5:効果音で展開を作る
同じループが続くだけだと、どうしても単調に聞こえやすくなります。そこで、場面の切り替わりに効果音を入れます。
- 曲の始まりに短いノイズや環境音を入れる
- 8小節ごとの切り替わりに軽いFXを入れる
- 最後にフェードアウトする音を足す
効果音はスパイスです。入れすぎると主役になってしまうので、「少し物足りない場所にだけ足す」くらいで大丈夫です。
ステップ6:曲の構成を作る
BGMとして聴きやすくするには、簡単な構成を作るのがおすすめです。
- イントロ:4小節
- メイン:16小節
- 変化パート:8小節
- アウトロ:4小節
たとえば、イントロではパッドだけ、メインでドラムとベースを追加、変化パートでドラムを少し抜く、最後に音数を減らして終わる、という流れです。
これだけでも、ただのループではなく「曲として進んでいる感じ」が出ます。
ステップ7:音量バランスを整える
最後に、各トラックの音量を整えます。難しいミックスをする前に、まずは音量バランスだけでOKです。
- ドラムが大きすぎないか確認する
- ベースが低音で膨らみすぎていないか確認する
- ピアノやパッドが埋もれていないか確認する
- 効果音が耳に刺さらないか確認する
Logic Proでは、Command + 2でミキサーを開き、各トラックのフェーダーを上下して調整できます。最初は「全部の音がほどよく聞こえる」状態を目指しましょう。
初心者が無料サンプル制作でつまずきやすいポイント
音を重ねすぎてしまう
サンプルを探していると、良い音がたくさん見つかります。すると、つい全部入れたくなります。ですが、BGMでは音数が多すぎると聴き疲れしやすくなります。
最初は、ドラム、コード、ベース、効果音の4種類くらいに絞るとまとまりやすいです。
キーが合わずに濁って聞こえる
ピアノ、シンセ、ベースなど音程のある素材を重ねるときは、キーが大事です。もし「なんとなく気持ち悪い」「音がぶつかっている」と感じたら、キーが合っていない可能性があります。
難しく考えすぎず、まずは同じキー表記の素材を選ぶところから始めましょう。
完成前に別の素材を探し続けてしまう
サンプル探しは楽しいですが、探し続けるほど完成から遠ざかることがあります。これはDTMあるあるの深い森です。
初心者のうちは、「今日は30分だけ素材探し」「見つけた素材で必ず8小節作る」など、時間を区切るのがおすすめです。
無料サンプル制作に慣れたら、自分の音も少しずつ混ぜてみる
無料サンプルだけでBGMを作れるようになったら、次は少しずつ自分の音を混ぜてみましょう。
- メロディだけ自分で打ち込む
- コードだけ自分で弾いてみる
- サンプルの一部を切り貼りしてオリジナル感を出す
- Logic Proの音源でリードやパッドを足す
全部を自作しようとすると大変ですが、1パートだけ自分で作るなら挑戦しやすいです。サンプルは完成を助ける足場、自分の音は作品に名前を刻む小さなサイン、という感覚で使うとバランスが取りやすいです。
まとめ:無料サンプルは、曲作りの流れを学ぶのにぴったり
今回は、無料サンプルだけでBGMを作る方法を、LoopcloudとLogic Proを例に解説しました。
- 無料サンプルだけでもBGM制作の練習はできる
- 最初はBPMとキーを意識すると失敗しにくい
- ドラム、コード、ベース、効果音の順に重ねると作りやすい
- 構成を作ると、ただのループではなく曲らしく聞こえる
- 慣れてきたら自分のメロディや演奏も少しずつ混ぜる
DTMは、最初から完璧な1曲を作ろうとするとかなり大変です。まずは無料サンプルを使って、8小節でも16小節でもよいので、曲として形にしてみることが大切です。
完成した小さなBGMは、次の曲を作るための地図になります。素材を並べて、聴いて、少し直して、また聴く。その繰り返しで、曲作りの感覚は少しずつ育っていきます。
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Loopcloudを使うと、ドラム、ベース、シンセ、効果音などを試聴しながら探せるため、BGM制作のアイデア出しにも役立ちます。
まずは無料素材や試聴機能を使い、自分の作りたいジャンルに合う音が見つかるかチェックしてみてください。
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